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映画鑑賞記

映画「くちづけ」を観る!

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                    親の思いと、子の想い

  感動が欲しかった。
  変わらない日常の中に、ひとときの潤いが欲しかった。
  心に残る映画を求め、レンタルビデオ屋さんを訪ねた。
  日本映画の棚に、ひとつのDVDがあった。職場で上司に勧められた
  映画だった。
  「くちづけ」と題された、それを手に取る。「観て感動した」という
  キャッチ・コピーが、目に飛び込んげ来る。この映画を観たほとんどの人が、
  瞳に涙を浮かべたらしい。
  題名も、映画に出ている役者も、上司に勧められるまで知らなかったが、
  とりあえず、「くちずけ」を借りることにした。
  
  家に帰宅して、出演者を確認してみる。
  「竹中直人」「貫地谷しほり」「平田 満」「麻生祐未」「田畑智子」などの名が、
  並んである。いずれも名優たちばかりで、期待が持てる。
  監督は「20世紀少年」「明日への記憶」で知られる堤幸彦である。
  監督を調べたついでに、この映画の成り立ちを調べてみると、
  映画は、脚本を担当した宅間孝行が自身が主催していた劇団、
  劇団「東京セレソンデラックス」(2012年 解散)のために書き下ろした
  戯曲を映画化したものだとわかった。
  さらに調べてみると、実際に起きた事件に材をとって書かれたものだとわかる。

  「東京セレソンデラックス」が、東京、大阪、名古屋、札幌で上演し、
  合計24000人の観客を動員したという舞台を作品を映画化した
  「くちづけ」という映画。
  さて、そのストーリーだが……。
  この映画に寄せられた数多くのコメントの中から語ろう。

  ~凄い映画でした。知的障碍者とその介護者の生活を描いています。
    (中略)
    自分は今まで知的障碍者を見て見ぬふりをした様に思います。
    では、なにができるか? 難しいですよね。
    でも個人個人の考え方は変えられるように思います。
    (中略)
    凄く面白くて、そして辛い映画でした。

  ~『くちづけ』グループホームを舞台にした障害をもつ娘と父の物語。
    確かに「演劇」っぽいけど、テーマの重さや難しさがうまく凝縮
    されている。「踏ん張ればなんとかなる」と思える関係性を互恵的に
    築いていかねばと切に思う。

  ~ひまわり荘での生活を活き活きと演じれば演じるほど
   「愛する者を残しては行けない」と思い詰めてしまう父親の心情とは
   繋がらなくなってしまう。舞台とは違って厳しい現実の社会を想うと、
   父親の行為が過剰とは言い切れないのが切ない。


    




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